ボランティア参加ガイド
目次
FUKUSHIVO!の目的
ボランティアポータルサイト「FUKUSHIVO!」は、福祉に関心のある学生が、安心して良質なボランティア活動に出会えるための「入り口」です。
はじめての方も、安心して活動に参加することができるよう、掲載団体は一般社団法人FACE to FUKUSHIによる審査・研修を受けた、福祉の団体です。
また、福祉専攻以外の学生や低学年でも参加しやすい募集が多く、地域やテーマ(高齢者・障害・子どもなど)で絞り込んで効率よく探すことができます!
ボランティア活動とは
ボランティア活動は、誰でも自分の興味や関心、生活スタイルに合わせて自発的に参加できる活動です。
ボランティア活動に参加する理由として、内閣府が実施している「市民の社会貢献に関する実態調査」では、「社会の役に立ちたいと思ったから」が54.5%、「自己啓発や自らの成長につながると考えるため」が32.0%となっていますが、初めから強い動機がないと参加できないというものではありません。
はじめてで不安という方は、活動説明会や1回限りのボランティアの募集などもありますので、まずはどのような活動があるのかをポータルサイトで見てみるところから始めてみて、少しでも興味のある活動があればぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
ここでは、ボランティア活動の特性や魅力などをご紹介します。始める前にボランティアとはどのようなものなのか知りたいという方はぜひご覧ください。
ボランティア活動の4つの特性
ボランティア活動には、次の「自発性」「社会性(公益性・公共性)」「無償性」「先駆性」の4つの特性があるといわれています。
自分の意志で行う「自発性」
ボランティア(volunteer)とは、「自由意志」を意味するラテン語のvoluntasが語源といわれており、自分の自由な意思に基づいて行われる「自発性」がボランティア活動の中核的な特性となります。誰かに強制されたり、義務で行ったりするものではなく、自分の意志と責任で参加することが大切です。
社会課題に取り組む「社会性(公益性・公共性)」
公共の利益(不特定かつ多数の利益)のための活動であることも重要な特性のひとつです。自分だけの利益や、仲間内の利益を目的にするのではなく、社会や誰かのための活動であることが大切です。
金銭的な報酬を目的としない「無償性」
現在の意味でボランティア(volunteer)という言葉が使われだしたのは、セツルメントという貧困問題への取り組みであったことから、「無償性」も大切だとされています。
そのため少額の謝礼などがある「有償ボランティア」については議論があり、社会福祉協議会では交通費や活動経費など実費弁償の範囲を超え謝礼などがある場合は「有償スタッフ」などと呼び分けていることもあります。
自由な活動から生まれる「先駆性」
ボランティア活動は自分たちの責任において自由に活動を行うことができます。そのため行政サービスや企業の手が届かない分野や社会課題に対して、新たなサービスを創造して解決を図るなど重要な社会の担い手となっています。
もともとボランティアとして始められた活動が実績や社会課題の意識の高まりにより行政サービスとなったものも多くあります。
ボランティア活動の魅力
ボランティア活動は、社会貢献ができるということだけでなく、普段の生活の中では得づらい出会いや、新たな学びや経験が得られるなど様々な魅力があります。参加動機によって何が魅力に感じるかは様々ではありますが、ここではいくつかボランティア活動の魅力をご紹介します。
様々な背景を持つ人たちとの出会いや交流
ボランティア活動では、普段の生活でかかわる機会の少ない年代や職業の方やNPOのスタッフなど様々な背景を持つ人たちとの出会いや交流が得られることが魅力のひとつです。
社会課題への理解や新たな学び
直接社会課題に取り組むボランティア活動に参加することで、新しい気づきや学びを得られることもボランティアの魅力です。経済産業省の「ボランティアを通じた共助社会の確立に係る調査研究」では、91.2%の人が活動に参加したことで社会課題に関する理解が深められたと回答しています。
日常業務へのモチベーションやスキルアップ
同調査では、ボランティアに参加した結果、「日常業務へのモチベーションが高まった」 が85.5%、「既存のスキルや知識を伸ばすことができた」が 64.0%、「普段の業務に生かせるような新たなスキルや知識、経験を獲得できた」が62.5%と回答されており、自分の成長や仕事にも良い影響を得ることもあります。
参考・出典:
早瀬昇,筒井のり子『ボランティアコーディネーション力 第2版』,中央法規出版,2020
東京ボランティア・市民活動センター「ボランティアをはじめよう」
大阪市ボランティア・市民活動センター「ボランティア活動をしてみたい方へ」
内閣府「市民の社会貢献に関する実態調査」
経済産業省「ボランティアを通じた共助社会の確立に係る調査研究」
FUKUSHIVO!の利用方法
ここでは、activoがご提供する専用ポータルサイトからボランティアを探し参加するまでの流れやご利用方法などご案内いたします。
ボランティアの探し方
ここでは、ボランティアを探す際のポイントや、FUKUSHIVO!サイトで募集を探す際の検索条件の設定例などご紹介いたします。
ボランティアを探す際のポイント
興味や関心のある分野から探す
募集されているボランティアは、それぞれ様々な社会課題に対して取り組みが行われています。まずは自分の興味のある分野の活動テーマで探してみましょう。
まだ特に気になる分野が見つからない場合は、活動エリアなどから興味をひくものがないか探してみましょう。
無理なく活動できる募集から探す
活動を無理なく続けるには、参加しやすい募集を探すことも大切です。無理なく参加できる募集を都道府県などエリアや、自宅から参加できる「オンラインボランティア」もおすすめです。
また、特徴の検索項目から「短時間でも可」などご自分の生活に合わせて参加しやすい募集を探してみてもよいかもしれません。
楽しく参加できる募集を探す
社会課題に詳しくなりたい、同じ社会課題に取り組む仲間と楽しく活動したい、スキルを活かして社会貢献をしたい、などボランティアへ参加される動機は様々です。
どのような目的で参加するのか考えて参加するとボランティア活動はより学びや意義深いものになります。もちろんまずは参加してみてから考えるというのも選択肢のひとつです。
ボランティア検索ページから、ボランティアの種類や活動テーマ、特徴や雰囲気など様々な条件で検索して、気になるボランティアがないか探してみてください。
ボランティアご参加までの流れ
ここでは、FUKUSHIVO!サイトの利用からボランティア活動に参加するまでの流れをご案内いたします。
ポータルサイトトップページへアクセス
ポータルサイトのトップページには、簡易検索、主要検索条件ページへのリンク、お知らせや特集などのコンテンツが表示されます。ポータルサイト利用時はトップページをご確認ください。
ボランティア一覧・検索ページで募集をチェック
ボランティア一覧・検索ページでは、検索条件を設定してボランティアの募集をお探しいただけます。検索条件の設定は、PCサイトでは左メニュー、スマホサイトでは上部の検索ボックスからご希望の条件をお探しください。
また、気になる募集は☆マークをクリックし「お気に入り」に保存可能です。
※「お気に入り」はご利用者様各自のパソコンやスマートフォンなどご覧になられているデバイスのブラウザ毎に保存されます。他のご利用者様に登録した「お気に入り」は表示されません。
ボランティア募集詳細ページで活動内容や条件を確認
ボランティア募集詳細ページでは、活動内容や活動場所、参加条件など詳細をご覧いただけます。ご自分の希望に合うか、無理なく参加できそうか等ご確認ください。
こちらのページからでも「お気に入り」の追加が可能です。
ボランティアへ応募
参加してみたい募集へ応募や、活動前に気になる内容があれば募集団体へお問い合わせください。応募フォームの入力項目はボランティア毎に異なる場合がございます。
ご家族とご一緒に参加されたいなどご要望がある際は、「伝達事項・質問」の項目にその旨をご記入ください。
ご応募後、募集団体からのご連絡をお待ちください。また、ご応募いただいたボランティアに必ずしも参加できない場合がある旨ご了承ください。
受け入れ団体とのご連絡・ご調整
ご応募後、団体からご連絡がありましたら、活動内容や条件など団体のご担当者とやり取りをし、ご調整や団体毎に規定される参加までの手順に従って手続きをお進めください。
また、後述するボランティア保険についてご確認されることをおすすめいたします
ボランティア活動への参加
ご参加が決まりましたら、活動日にご参加ください。ルールやマナーを守って無理なく楽しく活動しましょう。
お問い合わせ
ポータルサイトのご利用方法などでご不明な点がございましたら、こちらのヘルプページをご覧ください。また、活動でトラブルが発生した場合は下記の当社お問い合わせ窓口までご連絡ください。
※日程や活動条件の調整などは団体と直接ご調整ください。
FUKUSHIVO!運営局(株式会社activo)
support+fukushivo@activo.jp
ボランティア参加における留意点
ボランティア参加前の確認について
「FUKUSHIVO!」では、非営利の法人格を持った受入団体に絞るなどのスクリーニングをかけ、一定の信頼性のある受入団体の募集のみを掲載しておりますが、プライベートでの個人の責任による参加となりますので、各ボランティア受入団体や募集内容の詳細確認は各自でご注意ください。
ボランティア活動をする上で気をつけたい心がけやマナー
内閣府の「特定非営利活動法人に関する実態調査」では、NPO法人が最も抱えている課題として「人材の確保や教育」が挙げられており、ボランティア活動に参加することはNPO法人の大きな助けとなります。ここではボランティア活動を円滑に行うための心がけやマナーについてご紹介します。
無理なく活動する
まず大切なことは無理をせず、楽しんで活動を行うことです。会社や家庭、他の予定など踏まえ無理なく参加できる時間を考えて、自分の生活に合わせて取り組みましょう。ボランティアは意義のある活動ですが、職場や周囲の理解や支えがあってこそ継続につながります。
責任をもって行動する
ボランティア活動を楽しむことは大切ですが、多くの関係者とともに活動する以上、責任も伴います。ビジネスマナーとして行っていることや、ボランティアとしてすると決めたこと、受け入れ団体のルールや活動で知った秘密を守るなど基本的なことから信頼関係が生まれ円滑に活動ができます。
一方、責任感を持ちすぎ、自己犠牲的に活動することも健全とは言えません。頼まれると断りづらいと感じてしまうこともありますが、無理な要請だと思うときははっきりと断ることも時には必要です。
相手や関係者の立場を尊重する
ボランティア活動ではともにボランティア活動に参加する人、団体のスタッフ、支援を受ける人など様々な立場や役割の人と関わります。それぞれの立場や人毎に正しいと思うこと、必要としていることは様々です。取り組む社会課題の解決という共通の目的を忘れずに、違いを認め合いながら相手の思いを尊重して活動に取り組みましょう。
積極的に行動する
わからないことは遠慮せず自分から質問したり、気づいたことや自分にできることを積極的に提案したりするなど主体的に取り組むことも大切です。関わるNPOやプロジェクトにもよりますが、自分の専門領域のスキルや得意なこと、アイディアをもとに団体の活動を大きく主導していくことも可能です。
ひとりで抱えこまないようにする
新しいコミュニティの中で活動する以上、どうしても悩みやトラブルにみまわれることもあります。そのようなときはひとりで抱えこまずに、身近な人や他のボランティアの方、団体の担当者などに相談しましょう。また、お困りの際はactivoのサポート窓口までご連絡ください。
参考・出典:
東京ボランティア・市民活動センター「ボランティア活動を行う上で気をつけたいこと」
大阪市ボランティア・市民活動センター「ボランティア活動をしてみたい方へ」
内閣府「特定非営利活動法人に関する実態調査」
保険への加入について
活動中の事故や損害など補償するボランティア活動保険などがあります。保険は受け入れ団体がまとめて加入している場合と個人で加入する場合があります。活動内容を踏まえ、万一に備えて活動団体やイベントの主催者などにボランティア保険に加入されているかなど確認、相談することをおすすめします。
また、個人で加入する場合は活動内容によっても保険の種類が異なる場合がありますので、受け入れ団体に相談のもと、ボランティア・市民活動センターまたは社会福祉協議会、各種保険取扱団体で加入することができます。